墓じまいをする

使わなくなったお墓

墓地

使わなくなったお墓を片付けることを「墓じまい」と呼びます。
後継ぎがいない、子どもに負担をかけたくないなどの理由から、この墓じまいをする人が全国的に増えており、神奈川も例外ではありません。
特に、古くからある神奈川の公営霊園や寺院の墓地では、墓じまいをする人が多くなっています。
墓じまいをするということは、それまで使っていた墓所を霊園や寺院へ返還するということです。
墓所の土地は購入したものではなく、霊園や寺院から借りているものだからです。
墓地を返還する際は、墓石を撤去して更地に戻す必要があります。
更地にするための費用は使用者負担となり、業者も使用者が手配します。
一般的には、お墓を建てた石材店へ墓石の撤去などの作業を依頼するケースが多いです。
しかし、何十年も前に建てたお墓だと、どこの石材店に頼んだかわからなくなっていたり、お墓を建てた石材店が閉店しているということもあります。
そういった場合には、インターネットなどで自分で業者を探します。
このとき、神奈川の公営霊園ならどこに頼んでもかまいませんが、民営霊園や寺院の墓地ですと決められた石材店以外は出入りできないことがあります。
そのため、寺院の墓地や民営霊園で墓じまいをする場合は、事前にどの業者が作業可能か確認しておきましょう。
神奈川の公営霊園では、墓地の返還をする際に返還申請の書類の提出が必要な自治体もあります。
窓口ですと平日しか受付けてもらえないことが多いため、書類提出についての手順も各自治体へ問い合わせるか、HPから確認しましょう。

今後のお墓を考える

女性

すでにお墓に納骨されている遺骨を別のお墓へ移すことを改葬といいます。
墓じまいをするときは今のお墓に入っている遺骨を取り出す必要がありますので、改葬先を探すことになります。
改葬先を探すときにポイントになるのは「今後のお墓はどうするか」という点です。
たとえば、自分たちの代までのお墓にするのでしたら、一般的なお墓ではなく永代供養墓や樹木葬、納骨堂などで継承しないタイプのものが適しています。
子どもが引き継いで使う場合は、一般的なお墓の方が使い勝手が良くランニングコストも抑えられます。
引き継ぐかどうかわからないようでしたら、永代供養が付いていて継承もできる納骨堂などがベターです。
神奈川の霊園にある永代供養墓や樹木葬は、家族タイプとなっていても基本的には継承しないタイプが主流です。
神奈川の納骨堂は室内の永代供養墓といったニュアンスのものが多いため、継承不可のものがやや多いのですが、継承可能なものも都市部を中心に増えてきています。
神奈川にはたくさんの霊園がありますが、永代供養墓や樹木葬、納骨堂は神奈川全域のどこにでもあるというわけではありません。
そこで注目したいのは、永代供養付きの一般墓やリーズナブルな価格の一般墓がある霊園です。
大抵の霊園では、墓じまいをしたときに遺骨を移せる合葬墓が用意されています。
永代供養付きの一般墓でしたら、最初から墓じまい・改葬の費用が含まれた料金です。
永代供養付きでなくとも、同じ霊園内での改葬でしたらワンストップで作業が依頼できますし、書類の手続きの代行が依頼できるところも多いので、墓じまいの負担はかなり少なくすみます。
引き継いで使っていくかもしれないという場合や、改葬する遺骨が多い場合、改葬してから何十年かは使う予定でしたら、こうした一般墓を選んだ方が良いこともあります。

洋風タイプを選ぶ方が増加

女の人

神奈川の霊園では、洋風の墓石を選ぶ方が目立つようになりました。
洋風タイプは、和風の墓石よりも高さが低くなっているため、圧迫感がない墓石です。
神奈川の霊園では、一部の区画を洋風タイプの墓石に限定する試みも始めています。
神奈川には、ガーデンをイメージした霊園が増えていますので、園内の調和をとる上でも洋風タイプの墓石はベストマッチです。
高さのない洋風タイプの墓石は、数が増えても霊園の中が暗くならないという利点があります。
最近の霊園に求められている明るさや清潔感は、神奈川の霊園でも重視しているテーマです。
洋風タイプの墓石を推奨することで、このような霊園のイメージづくりが遥かに楽に進められます。
墓を建てる方の年齢層も以前より若くなっており、現在はモダンなお墓が好まれます。
洋風タイプは、墓石の素材を選ぶとかなりオシャレな印象です。
カラーバリエーションが幅広く、ホワイト系やピンク系の墓石も選べます。
刻印出来る文字やデザインも多種多様で、オリジナルの墓が建てやすいのが洋風タイプです。
このような洋風タイプの中でも、芝生に直接設置するタイプの墓石は、価格が非常にリーズナブルです。
和風タイプの約3分の1から半額程度の金額で設置出来る場合があり、施主の経済的な負担が軽く済みます。
こういった墓石を建てるのに最適な、芝生の区画も神奈川の霊園では発売中です。
芝生に設置するタイプの墓石は、目線の低い、子どもや車いすに乗った高齢者でも墓参りがしやすくなります。